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祓詞(ハラエノコトバ)

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掛けまくも畏き カケマクモカシコキ 伊邪那岐大神 イザナギノオホカミ 筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に ツクシノヒムカノタチバナノヲドノアハギハラニ 禊ぎ祓へ給ひし時に ミソギハラヘタマヒシトキニ 生り坐せる祓戸の大神等 ナリマセルハラヘドノオホカミタチ 諸々の禍事・罪・穢 モロモロノマガゴトツミケガレ 有らむをば アラムヲバ 祓へ給ひ清め給へと ハラヘタマヒキヨメタマヘト 白すことを聞こし召せと マヲスコトヲキコシメセト 恐み恐みも白す カシコミカシコミモマヲス

明治節

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亜細亜の東 アジアノヒガシ 日出づる処 ヒイヅルトコロ 聖の君の ヒジリノキミノ 現れまして アラワレマシテ 古き天地 フルキアメツチ とざせる霧を トドセルキリヲ 大御光に オホミヒカリニ 隈なくはらい クマナクハラヒ 教あまねく ヲシエアマネク 道明らけく ミチアキラケク 治めたまえる ヲサメタマヘル 御代尊 ミヨタフト 恵の波は メグミノナミハ 八洲に余り ヤシホニアマリ 御稜威の風は ミイツノカゼハ 海原越えて ウナバラコエテ 神の依させる カミノヨサセル 御業を弘め ミワザヲヒロメ 民の栄行く タミノサカユク 力を展ばし チカラヲノバシ 外つ国国の トツクニグニノ 史にも著く フミニモシルク 留めたまえる トドメタマヘル 御名畏 ミナカシコ 秋の空すみ アキノソラスミ 菊の香高き キクノカタカキ 今日のよき日を ケフノヨキヒヲ 皆ことほぎて ミナコトホギテ 定めましける サダメマシケル 御憲を崇め ミノリヲアガメ 諭しましける サトシマシケル 詔勅を守り ミコトヲマモリ 代代木の森の ヨヨギノモリノ 代代長えに ヨヨトコシヘニ 仰ぎまつらん アフギマツラン 大帝 オホミカド

天長節

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今日の吉き日は ケフノヨキヒハ 大君の オオキミノ 生まれ給いし ウマレタマヒシ 吉き日なり ヨキヒナリ 今日の吉き日は ケフノヨキヒハ 御光の ミヒカリノ 射し出給いし サシデタマヒシ 吉き日なり ヨキヒナリ 光遍き ヒカリアマネキ 君が代を キミガヨヲ 祝え諸人 イハヘモロビト 諸共に モロトモニ 恵み遍き メグミアマネキ 君が代を キミガヨヲ 祝え諸人 イハヘモロビト 諸共に モロトモニ

紀元節

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雲に聳ゆる クモニソビユル 高千穂の タカチホノ 高根おろしに タカネオロシニ  草も木も クサモキモ なびき伏しけん ナビキフシケン 大御世を オオミヨヲ 仰ぐ今日こそ アフグケフコソ 楽しけれ タノシケレ 海原なせる ウナバラナセル 埴安の ハニヤスノ 池の面より イケノオモヨリ 猶広き ナホヒロキ 恵の波に メグミノナミニ 浴みし世を アミシヨヲ 仰ぐ今日こそ アフグケフコソ 楽しけれ タノシケレ 天津日嗣の アマツヒツギノ 高御座 タカミクラ 千代万代に チヨヨロヅヨニ 動きなき ウゴキナキ 基定めし モトヰサダメシ そのかみを ソノカミヲ 仰ぐ今日こそ アフグケフコソ 楽しけれ タノシケレ 空に輝く ソラニカガヤク 日の本の ヒノモトノ 万の国に ヨロヅノクニニ たぐひなき タグヒナキ 国の御柱 クニノミハシラ 立てし世を タテシヨヲ 仰ぐ今日こそ アフグケフコソ 楽しけれ タノシケレ

新年節(一月一日 イチゲツイチジツ)

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年の始めの トシノハジメノ 例とて タメシトテ 終なき世の オワリナキヨノ めでたさを メデタサヲ 松竹たてて マツタケタテテ 門ごとに カドゴトニ 祝う今日こそ イオウキョウコソ 楽しけれ タノシケレ 初日のひかり ハツヒノヒカリ さしいでて サシイデテ 四方に輝く ヨモニカガヤク 今朝のそら ケサノソラ 君がみかげに キミガミカゲニ 比えつつ タグエツツ 仰ぎ見るこそ アオギミルコソ 尊とけれ トウトケレ

海行かば

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海行かば 水漬く屍 山行かば 草生す屍 大君の 邊にこそ死なめ かへりみはせじ 海行者 ウミユカバ 美都久屍 ミヅクカバネ 山行者 ヤマユカバ 草牟須屍 クサムスカバネ 大皇乃 オホキミノ 敞尓許曽死米 ヘニコソシナメ 可敞里見波勢自 カヘリミハセジ

宮中祭祀(キュウチュウサイシ)

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1月1日 四方拝 シホウハイ 1月1日 歳旦祭 サイタンサイ 1月3日 元始祭 ゲンシサイ 1月4日 奏事始 ソウジハジメ 1月7日 昭和天皇祭 ショウワテンノウサイ 1月30日 孝明天皇祭 コウメイテンノウサイ 2月17日 祈年祭 キネンサイ 2月23日 天長祭 テンチョウサイ 春分の日 春季皇霊祭 シュンキコウレイサイ 春分の日 春季神殿祭 シュンキシンデンサイ 4月3日 神武天皇祭 ジンムテンノウサイ 4月3日 皇霊殿御神楽 コウレイデンミカグラ 6月16日 香淳皇后例祭 コウジュンコウゴウレイサイ 6月30日 節折 ヨオリ 6月30日 大祓 オオハライ 7月30日 明治天皇例祭 メイジテンノウレイサイ 秋分の日 秋季皇霊祭 シュウキコウレイサイ 秋分の日 秋季神殿祭 シュウキシンデンサイ 10月17日 神嘗祭 カンナメサイ 11月23日 新嘗祭 ニイナメサイ 12月中旬 賢所御神楽 カシコドコロミカグラ 12月25日 大正天皇祭 タイショウテンノウサイ 12月31日 節折 ヨオリ 12月31日 大祓 オオハライ

梅花の宴

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初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫す 初春令月 ショシュンノレイゲツニシテ 気淑風和 キヨクカゼヤワラギ 梅披鏡前之粉 ウメハキョウゼンノコヲヒラキ 蘭薫珮後之香 ランハハイゴノコウヲカオラス

略拝詞(リャクハイシ)

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祓え給い ハラエタマイ 清め給え キヨメタマエ 神ながら カムナガラ 守り給い マモリタマイ 幸え給え サキワエタマエ

大祓詞(オホハラヘノコトバ)

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高天原に神留り坐す タカマノハラニカムヅマリマス 皇親神漏岐 スメラガムツカムロギ 神漏美の命以ちて カムロミノミコトモチテ 八百萬󠄄神等を神集へに集へ賜ひ ヤホヨロヅノカミタチヲカムツドヘニツドヘタマヒ 神議りに議り賜ひて カムハカリニハカリタマヒテ 我が皇御孫命は アガスメミマノミコトハ 豐葦󠄂原水穗國を トヨアシハラノミヅホノクニヲ 安國と平󠄁けく知ろし食󠄁せと ヤスクニトタヒラケクシロシメセト 事依さし奉りき コトヨサシマツリキ 此く依さし奉りし國中に カクヨサシマツリシクヌチニ 荒󠄄振る神等をば アラブルカミタチヲバ 神問はしに問はし賜ひ カムトハシニトハシタマヒ 神掃ひに掃ひ賜ひて カムハラヒニハラヒタマヒテ 語問ひし磐根 コトトヒシイハネ 樹根立 キネタチ 草󠄂の片葉󠄂をも語止めて クサノカキハヲモコトヤメテ 天の磐座放ち アメノイハクラハナチ 天の八重雲を アメノヤヘグモヲ 伊頭の千別きに千別きて イツノチワキニチワキテ 天降し依さし奉りき アマクダシヨサシマツリキ 此く依さし奉りし四方の國中と カクヨサシマツリシヨモノクニナカト 大倭日高見國を安國と定め奉りて オホヤマトヒダカミノクニヲヤスクニトサダメマツリテ 下つ磐根に宮柱太敷き立て シタツイハネニミヤバシラフトシキタテ 高天原に千木高知りて タカマノハラニチギタカシリテ 皇御孫命の瑞の御殿仕へ奉りて スメミマノミコトノミヅノミアラカツカヘマツリテ 天の御蔭 アメノミカゲ 日の御蔭と隱り坐して ヒノミカゲトカクリマシテ 安國と平󠄁けく知ろし食󠄁さむ國中に成り出でむ天の益人等が ヤスクニトタヒラケクシロシメサムクヌチニナリイデムアメノマスヒトラガ 過󠄁ち犯しけむ種種の罪事は アヤマチヲカシケムクサグサノツミゴトハ 天つ罪 アマツツミ 國つ罪 クニツツミ 許許太久の罪出でむ ココダクノツミイデム 此く出でば カクイデバ 天つ宮事以ちて アマツミヤゴトモチテ 天つ金木を本打ち切り アマツカナギヲモトウチキリ 末打ち斷ちて スヱウチタチテ 千座の置座に置き足らはして チクラノオキクラニオキタラハシテ 天つ菅麻󠄁を本刈り斷ち アマツスガソヲモトカリタチ 末刈り切りて スヱカリキリテ 八針に取り辟きて ヤハリニトリサキテ 天つ祝詞の太祝詞事を宣れ アマツノリトノフトノリトゴトヲノレ 此